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2004年 07月 07日
曽我さん一家の再会が9日に決まった。曽我さんご本人には、あらためて「よかったね」と伝えたい。しかし言わねばならない。あまりに露骨である、と。
はじめに断っておきたいのは、僕が特定の党派のために、このことを問題にしようというわけではないということ。国の進み方、端的に言えば外交のあり方として、これはヒドすぎると思うからだ。 まえまえから言われていたことだが、政府・自民党にとっては、逆風選挙を有利に出来る、ありがたいプラス材料。9日は選挙の前々日。これから、各社の報道合戦が始まる。与党にとっては無料のパブリシティだ。そして、 9日(金) ワイドショー、夜のニュースも大きくとりあげるだろう。 10日(土) 新聞各紙に見出しが躍る。そして選挙民に対し最後の訴え… どこまで選挙民に通じるか、それは分からないが、政権の実績としてアピールするのは確かだ。 自民党安部幹事長が、細田官房長官による記者会見での正式発表の一時間前にこの事実を発表したことが端的な例だ。 曽我さん9日再会、参院選前に与党内に期待と不安(日経) 一時は拉致被害者の味方として頼もしく振舞ったこの人も、ただの政治屋だった。曽我さん一家再会にメドが立った段階で、「日朝国交正常化交渉の条件は整った」とも発言。行方不明者の問題は忘れちゃったの? 政府・自民党はもともと「5日」までの再会を目指していたという。北の故金日成主席の10周忌が8日。選挙直前は避け、行事が立てこむ6~8日の前ということで、その日付で検討されたとのこと。9日以降は露骨だと認識していたわけだ。 曽我さん再会決定:透ける参院選対策(毎日) 朝日の記事がそれを裏付ける。 『「参院選目当てと思われてはよくない」(自民党幹部)などの判断で、11日の投開票後の再会が想定されていた。』曽我さん一家、9日にもジャカルタで再会(朝日) 細田官房長官は、今回の決定を北朝鮮の全面的な協力によるものと語ったとされるが、北がこれに対して見返りを求めてくるのは必定。早期の日朝交渉、そして経済援助だ。 政権の行く末に関わる選挙、その選挙の趨勢を左右する取り決めを、外国の、それも拉致という主権侵害行為を行った当事国の協力に頼るとは、いったいどのような感覚なのか。 「…曽我さん、申し訳ないが4日だけ待ってくれ。北の努力には感謝するが、残りの不明者の皆さんのこともある。 選挙も終わる。 ジェンキンスさんも含めて皆さんが日本へ帰ってきて、そこではじめて、あの国とは国交交渉をはじめたい。」 誰一人としてそれが言えなかった。そういうことなのか?あまりにも情けない。 さきの朝日の記事では、中山内閣官房参与が「再会合意の流れを止めるべきでない」 として早期再会を主張したとされる。しかし、それで止まってしまう「流れ」なのであれば北は本気ではないし、『人質』外交をさらに展開していく国だという見極めをすべきだ。 その場合はその場合で、政権批判はあるだろう。それを会えて甘受するというのが、本当の国家運営なのではないか。 このような決定しか出来ない人たちに国を委ねて、国際社会の中で信頼されかつ自立的な地位を築くことは出来るのか?子供達の代も安心して暮らせる未来は本当にあるのか? 多国籍軍もそうだった。この近視眼的すぎる外交に、危機感を抱くの僕だけだろうか? 目先と気分だけ。戦略不在はいつまで続けばいいのだろう… * * * ↓ここに参加してます。「ふ~ん」と思っていただけた方はクリックをお願いします。 人気blogランキング
by rakurakuonsen
| 2004-07-07 00:53
| 国内政治
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