最新のトラックバック
いろいろ
●こんなのあります。
人気blogランキング ↑ 「ふ~ん」とか「なるほどね」とか思った方は押してみてくださいませ。 ●お世話になっている方々のblog ぱそでこ! やっとかめ 災害ボランティアの活動記録 ●おすすめ 電脳補完録 news_from_japan うねり Naotaka Uzawa For Future Reference 大西 宏のマーケティング・エッセンス Wein, Weib und Gesang 1喝たぬき 東亜マンセー協会 ●ささやかですが… ※こちらも参照ください。 ●お気に入り集 フォロー中のブログ
ぱそこんライフ ゴリ蔵overview Naotaka Uzawa 近海マグロに焼きをいれる 33χ 世祓い 葛飾鉄筋不健康家族 The GLPC 日日光進 NICHINI... つれづれ叫び んなアホな! 週刊!Tomorrow'... 思索品 ネットは新聞を殺すのかblog 屋根裏部屋 にぶろぐ@無人店舗 ◆木偶の妄言◆ 愚者のつぶやき 言葉のスケッチブック パソコンボランティアは未... ぷち総研 末々草(すえ思う故にすえあり) 独り言、でも伝えたいこと カテゴリ
全体 温泉 05衆院選 新潟地震・支援 スマトラ沖大地震・津波 国際政治 北朝鮮 日朝関係 中国 ウクライナ情勢 国内政治 日本外交のゆくえ… 朝日の報道姿勢を問う 政治全般 事件・ニュース プロ野球再編問題 温泉と戦争の話 旅行 歴史を考える 浮世風呂な独り言 竹島問題 歴史の勉強ノート 史料 以前の記事
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 02月 22日
日米の「共通戦略目標」に台湾海峡問題が盛り込まれたことに対し中国が反発している。
盛り込まれた一文は、「地域における共通の戦略目標」の中の一項目。 ○台湾海峡を巡る問題の対話を通じた平和的解決を促す。 「共同発表・日米安全保障協議委員会」(外務省) これに対し、中国の孔泉報道官は「強い懸念」を表明。 「日米同盟は冷戦という特殊な歴史条件の中で形成された二国間同盟であり、二国間という範囲を超えるべきではない。」としたうえで、台湾問題を盛り込んだ共同声明に、「中国の政府と国民は断固としてこれに反対する。 」と述べた。(人民網日本語版) 「二国間という範囲を超えるべきではない。」というのは、結局は台湾問題は中国の「内政問題」であり、日米の安全保障問題の対象である「国家間」関係の範囲外であるから、台湾問題に日米は関与するな、ということ。もっといえば、「台湾問題」については中国のフリーハンドを認めよということを意味する。 さらに孔泉報道官は、日米共同発表が中国軍の透明性を問題視したことについて、 「中国は防御的な国防政策を実行し、平和発展の道を歩んでいる」と強調し、「勝手気ままに論じており、すべて根拠がない」と反論したとされている。(毎日) 他国の領海内に潜水艦を潜航させて「防御的な国防政策」と述べるにはどう考えても無理がある。中国は、間違いなく東シナ海を越えて、外洋進出を図っている。小笠原諸島からサイパン、グアムに至るラインを「第二列島線」と定め、対米防衛ラインとして進出を図ってきたことは各地で報じられている通りだ。 続けてみていこう。孔泉報道官はこうも述べている。 「米日が地域内の他国の利益や懸念に十分に配慮し、地域全体の平和と安定に役立つ物事をより多く行なうことを望む。米日両国が実際の行動によって台湾問題に関する約束を順守するよう望む。」 「他国の利益や懸念に十分に配慮」とは中国指導部の利益を指す。この線に沿って考えれば、「地域全体の平和と安定に役立つ物事をより多く行なう」は、中国を中心とした安定、すなわち、中国周辺における中国の地域覇権を認めよと述べていることになる。 「台湾問題に関する約束を順守」とは、台湾独立を支持しないとする従来の日米の立場を堅持せよということ。繰り返し、台湾問題についての中国のフリーハンドを確保せよと述べているに等しい。 要するに、中国は手を変え、品を変え、台湾問題に関する自国のフリーハンド(=覇権)を主張しているわけだ。 こうした主張に対し、日本外務省は、わざわざ中国に説明を行ったらしい。(日経) 外務省高官によれば、「説明はしたものの中国側は納得していなかった」というが、納得するはずがない。 今後も、説明を繰り返すと報じられているが(共同)、あまり意味はないだろう。中国にとって、台湾は譲ることの出来ない「内堀」。中国の自国防衛ラインである「第一列島線」の中にあり、自ら譲歩することは考えられない。 尖閣問題・海洋資源問題も、また南沙諸島などの東南アジア各国との領土問題も、こうした中国の「勢力圏」設定と大いに関係する。隠れた「勢力圏」争いがこの問題の裏にはある。 中国の「地域覇権」確立への動きにどう対処するのか? 日本も、そうした底流を踏まえながら、大きく構想したいところだが・・・ * * * ↓ここに参加してます。「ふ~ん」と思っていただけた方はクリックをお願いします。 人気blogランキング
by rakurakuonsen
| 2005-02-22 00:50
| 中国
|
ファン申請 |
||