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2005年 05月 24日
中国・呉儀副首相と小泉首相との会談が、当日になってキャンセルされた。
中国側からの通知は、会談の6時間前。外交上、極めて異例だとされる。 呉儀副首相の帰国は、本国からの指示とされている。中国報道官の説明では、「重要な緊急の公務を処理する」ため。 読売の記事によれば、「呉副首相は、対外貿易や衛生問題を担当しており、<1>対米貿易摩擦への対応<2>北京郊外で家畜伝染病が発生したとの一部報道への対応――などで急務が生じた可能性もある。」とあるが、真偽のほどは分からない。 また、24日から予定されている同副首相のモンゴル訪問は予定通りとされている。 (以上、読売) 朝日の報道によれば、呉儀副首相は北京ではなく大連入りしたと伝えられており、帰国の「緊急性」に疑問ががもたれる状況でもある。(朝日) 副首相とは言っても、呉儀氏は中国の最高指導機関である政治局常務委員のメンバーではない。小泉首相との会談は、極端なたとえ方をすれば、社長とヒラ部長との会談だったわけで、それを一方的に直前にキャンセルしたという事態が「非礼だ」といわれるゆえん。 さすがの外務省も、この行動には反発の声があがっているらしい。 (例えば、「中国副首相帰国:国際的ルール軽視と不快感 外務省首脳」(毎日)) この呉儀副首相の行動は、うえで見たように外交上、極めて異例であるだけに、その解釈には様々な見方ができる。 一般的には、首相の靖国参拝に対する、外交的駆け引きという見方が強いようだ。 ただ、これに対しては、中国当局も「靖国が原因ではない」と否定しているらしい。 また、呉儀氏が訪日以来、緊急帰国が決定し離日前まで一貫して日中友好を演出しようとしていたことを考えると、僕は「対日関係」だけでことが動いているというわけではない気がする。 むしろ国内的な要因、言ってみれば、国内の権力関係となにか絡んでいるのではないか? あるいは、米国との関係上、なにかのっぴきならない問題が起こってしまったか? そうでないと、外交儀礼上リスクの大きいドタキャンを中国が選択するとは、少なくとも今の状況では考えにくいような気もする。 むろん、中国の対日外交ベタは今に始まったものではなく、98年の江沢民・訪日時の悪評はいまだに語り草。「ある筋」の意向が強く働いたという事も考えられないではない。 それが軍の意向であるとしたら…胡錦涛政権の政権掌握力が今度は問われることになろう。 一方、毎日が紹介するのは楽観的シナリオだ。つまり『あえて会談を回避した』と言うもの(毎日) 会談を行えば、首相の靖国参拝言及は必至と中国は読んだ。 これは首相の「外国が干渉すべきではない」という国会発言を念頭に置いたもの。 これが繰り返されれば、対立は袋小路に追い込まれる。 これを回避するために、中国は、ルール無視を承知でドタキャンに踏み切った・・・ 僕はこのシナリオは考えづらいように思う。こういう行動をとれば、中国は、国際社会からの不信を買うのは必至。「反日デモ」鎮静化に動いた経緯を考えても、こうした行動はとりづらい。 中国が、自ら損をするという動き方はしないのではないか? いずれにしても、結果だけは後に残る。 中国・副首相が、日本国・首相に対して外交上、やってはならないことをやってしまった。 それが、よほどのっぴきならない事情で無い限り、外交当事者間で感情的なしこりはどうしても残る。中国はきちんと事情を説明すべきだし、これと他の問題とを結びつけて語るのでは、国際社会の信頼は得られまい。 今回は、自らの手の中の問題。中国政府は、きちんと説明すべき。そこから逃れることは出来ない。 * * * ↓ここに参加してます。「ふ~ん」と思っていただけた方はクリックをお願いします。 人気blogランキング
by rakurakuonsen
| 2005-05-24 00:11
| 中国
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